Fragmentとは、もともとタブレット向けのAndroid 3.xで登場したモノで、1つのActivityに複数貼付け可能なUI(User Interface)です。公式ドキュメントはこちら
1つのActivityに複数貼付け可能と聞くと、Viewでもよさそうな気がしますが、Fragmentの場合はActivityと似たライフサイクルを持ちます。Fragmentインスタンスが作成された際に呼ばれるonCreate()メソッドや、破棄される際に呼ばれるonDestroy()などです。これらをViewで実現するのはやや困難ですよね?
Fragment関連のクラスはAndroid 3.0(API Level 11以上)で追加されましたが、anrdoid-support-v4.jarでサポートされています。これを使えばAndroid 1.6(API Level 4)以上でFragmentが使えます。最近のADTであれば、プロジェクトを作成しただけでlibsフォルダにandroid-support-v4.jarが追加されているので、わざわざSDKのフォルダから探し出してコピーする必要もありません。
最初のActivityクラス(MainActivity)のextendsをActivityからFragmentActivityにします。android-support-v4.jarを使わない場合(API Level 11以上のプロジェクト)はActivityのままでOKです。
public class MainActivity extends FragmentActivity {
}