ログを標準エラー出力に出力する

早速、logパッケージを使用してログを標準エラー出力に出力してみましょう。

package main

import (
        "log"
        "os"
)

func main() {
        name := "fkm"
        logger := log.New(os.Stderr, "[ERROR]", log.LstdFlags|log.Lshortfile)
        logger.Printf("Failed to login name=%s", name)
}

重要なのは2行だけですね。

logger := log.New(os.Stderr, "[ERROR]", log.LstdFlags|log.Lshortfile)
logger.Printf("Failed to login name=%s", name)

log.New()関数でLoggerオブジェクトを作成します。

* 第1引数には出力先となるWriterオブジェクトを渡します。ここをFileに対するWriterにすれば、ファイルに出力してくれます。* 第2引数には各行の先頭につけるPrefixを指定します。* 第3引数にはオプションをorでつないだものを指定します。LstdFlagsは日付と時刻を追加するオプションです。

Printf()メソッドで実際にログを出力します。Printfなので%sなどが使えます。

これを実行すると、下記のようなログが出ます。

[ERROR]2014/07/06 14:59:53 log.go:12: Failed to login name=fkm