Dockerコンテナの起動と停止

無事インストールできたら、早速コンテナを起動してみましょう。

Dockerで新規コンテナを作る時は、元となるイメージが必要です。イメージは手元になければDocker Hub Registryから勝手にとってきてくれます。

今はCentOS 6.5の上で起動しているので、CentOS 6.5のイメージを元にコンテナを起動してみましょう。

sudo docker run -i -t blalor/centos /bin/bash
Unable to find image 'blalor/centos' locally
Pulling repository blalor/centos
f01c1b138488: Pulling fs layer
511136ea3c5a: Download complete
1d6ebc5c68b1: Download complete

ダウンロードが終わるとコンテナ内のbashに移動します。

bash-4.1#

中断してホストOSに戻る場合は、Ctrl+p Ctrl+q。中断なのでコンテナは起動したままです。

bash-4.1# [fkm@localhost ~]$

各コンテナにはコンテナIDが付けられています。docker psで起動中のコンテナIDを確認できます。

$ sudo docker ps
CONTAINER ID        IMAGE                  COMMAND             CREATED             STATUS              PORTS               NAMES
7dbad4622bfc        blalor/centos:latest   /bin/bash           5 minutes ago       Up 5 minutes                            hopeful_einstein

起動中のコンテナに後から入る時は、docker attach コンテナIDを実行します。実行後、1回Enterを押さないとプロンプトがでないかも。。

$ sudo docker attach 7dbad4622bfc

bash-4.1#

コンテナを停止させるには、コンテナ内シェルでexit

bash-4.1# exit

docker psでホントに止まったか確認してみましょう。

$ sudo docker ps
CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND             CREATED             STATUS              PORTS               NAMES

停止したコンテナも含めて表示したい場合は、-aオプションを付けます。

$ sudo docker ps -a
CONTAINER ID        IMAGE                  COMMAND             CREATED             STATUS                          PORTS               NAMES
7dbad4622bfc        blalor/centos:latest   /bin/bash           8 minutes ago       Exited (0) About a minute ago                       hopeful_einstein

docker start コンテナIDで再度起動できます。

$ sudo docker start 7dbad4622bfc
7dbad4622bfc

起動したら、attachでシェルに入りましょう。

$ docker attach 7dbad4622bfc
bash-4.1#

これで、VMのように使えそうな気がしてきました。